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Potential of Leather 製品紹介

素材への想いを、
大自然日本アルプスから作り手の元へ。

本物のみに与えられた、強さ、美しさ、そしてやさしさ。

長年にわたって培われてきた牛床革生産技術の蓄積の上に、昭和51年より牛銀革の試作を開始。 その翌年には早くも本格的生産販売に進出し、その卓越した研究技術が高く評価されております。 とりわけ家具用革は、アルプスカーフブランドのもとに各方面から好評をもって迎えられております。 また牛革ランドセル用革・馬革ランドセル用革のいずれも、生産・品質共に日本一を誇っています。 特に、カラフルな色のランドセルは、当社の独占生産の革により作られています。

皮革生産/加工工程

Process

世界各国から入荷し集められた原皮は様々な工程を経て、革製品となり出荷されていきます。

本革のできるまで

production technology
皮から革へ。
確かな品質へ、一つひとつの積み重ね。
  • 01. 原皮

    剥皮され塩漬けされた皮が、国内・世界各地から入荷してきます。

    原皮の画像
  • 02. 水戻し

    塩漬けされた原皮に付着している血液や汚物、塩分等を取り除き、脱水された水分を補い生皮の状態に戻します。

  • 03. フレッシング

    フレッシングマシンを用いて、皮の内面(裏面)に付着している肉片や脂肪を取り除きます。

    フレッシングの画像
  • 04. 脱毛/石灰

    石灰乳に浸透させ、アルカリにより皮を膨潤させ、皮のコラーゲン繊維をほぐすと共に、毛・脂肪・表皮層を分解除去します。

    脱毛/石灰の画像
  • 05. 脱灰/酵解

    脱毛・石灰漬けで皮中に残存した石灰を取り除き、タンパク質分解酵素により不要なタンパク質を分解除去し、銀面をなめらかにします。

  • 06. 浸酸

    なめし工程に先立って皮を酸性溶液中に浸漬し、なめし剤の吸収に適する状態にします。

  • 07. クロムなめし

    クロムなめし剤(三価)を皮に浸透させ、コラーゲン繊維と結合させ、耐熱性(100~200℃)などの耐久性を与えます。

  • 08. ウェットブルー選別

    傷の程度、厚さ等の基準で各用途別に分類します。

    ウェットブルー選別の画像
  • 09. 分割/シェービング

    分割機を用いて革を所定の厚さに銀面と床面の二層に分割し、シェービングマシンで床面を削り一定の厚さにします。

    分割/シェービングの画像
  • 10. 再なめし

    各種用途に最も適した性質の革を作る為に、合成なめし剤・植物タンニン剤等を使って用途に応じた特性を付与します。

    再なめしの画像
  • 11. 染色/加脂

    染料を用いて希望の色に染め、精製された生油や合成加脂剤を用いて革の柔軟性や豊満性などの感触の特性を付与します。

  • 12. 乾燥

    革中の染料や加脂剤を固着させ、仕上げができる様に乾燥させます。ガラ干し、ガラス張り、ネット張り、真空乾燥、など。

    乾燥の画像
  • 13. バフィング

    サンドペーパーで革の表面を削り取り、平滑でスムースな表面を作ります。

    バフィングの画像
  • 14. 含侵

    樹脂を革の中に浸透・充填させ、しっかりした歩留りの良い革を作ります。

    含侵の画像
  • 15. 塗装

    外観の美しさを色や艶で調整し、革の耐久性を得るように、塗料などで銀面を塗布します。ロールコータ塗装、スプレー塗装等。カラーマッチングは、分光光度計でΔE管理されています。

    塗装の画像
  • 16. 型押し/アイロン

    革の表面に色々な「しぼ模様」を付けます。1平方cmあたり約80kgの圧力、80℃でプレスします。アイロンできれいな面を作ります。

    型押し/アイロンの画像
  • 17. 空打ち

    直径4m程の網ドラムで4時間ほど革をもみほぐします

    空打ちの画像
  • 18. ダイナバック

    上下のゴムのテーブルに革をはさみ、伸ばしながら革のしわをとります。

    ダイナパックの画像
  • 19. トップウレタン塗装

    約8~20ミクロンりポリウレタン樹脂を塗装して、傷の付きにくい強靱な表面を作ります。

    トップウレタン塗装の画像
  • 20. 検品/計量

    仕上がった製品は品質、色等を検品し、光電式計量機にかけて革の面積を測定・計算します。

    検品/計量の画像
  • 21. 出荷

    以上の生産工程を経て、革製品となり出荷されます。

    出荷の画像